「春の歩いて食べる会」が令和6年5月12日(日)に開催されました。
今回は「大正から昭和の田端文士芸術家村めぐり」ということで、JR田端駅前の「文士村記念館」に集合、第一部のスタートとなりました。
北区田端周辺は上野の東京芸術大学に近いことから古くからそこへ集う多くの文士が居住するエリアであったそうです。モダンな円形の館内には、当時の彼らの交流を示す書簡が展示されていたり、その作家が住んでいたであろう古い家屋が模型で再現されていたり、文士達のまさに息づかいが聞こえてきそうな立派な資料館でした。
その後は外に出て、ひとつひとつ実際に彼らの住居跡をめぐりました。平塚らいてふ、芥川龍之介、直木五十三、田河水疱室生犀星、サトーハチローと、こんなにたくさんの作家・芸術家が北区にゆかりがあることを知り、大変誇らしく思いました。
第二部は昼食会です。みんなで数分山手線に乗り、高田馬場へ移動します。お店は立教OBがオーナーのロシア料理「チャイカ」。ここから参加するメンバーも合流して、本格的な赤いボルシチスープとおいしい肉詰め・ピロシキを堪能しました。
やや曇りの天気が散策の見方をしてくれてとても楽しい一日となりました。